覚えていてくれてありがとう

犬連れ散歩で知り合うご近所さんはたくさんいます。
この町に最初から違和感なくとけ込めたのも、ワンコの力が大きかったと思います。
お散歩中のワンコと飼い主さんは、ペアであってこそ認識できるので、お出かけ途中の飼い主さん一人ぽっちに会っても、、、どこかで会ったことがあるような、、、で頭に疑問符が並ぶのがふつう。

ここで暮らして１５年はゆうに超えているのですが、先日初めて言葉を交わした女性がいました。
お寿司屋さんの女将さん。
「前から聞こうと思ってたんだけど、大きな黒と白のワンちゃんはどうしたの？」
と聞かれました。
すれ違ったことはあるかもしれない、、、でも全く面識がないと言ってもいいほどのご近所さんだったと思います。
でも、彼女はラブラドール２頭連れの私に目を止めていてくれたのですね。

彼らが逝ってしまって２年と１年の歳月が流れ、今日、そんな言葉を初めて交わしました。

そして先週、ほとんど同じことが。
庭で草むしりをしていたら、門の前を通る老夫婦の会話にが聞こえました。
「前はここにおっきな黒いワンちゃんがいたのよねぇ」

氣にしてくれている人がいる町。

長い年月と言えるかどうかわからないけど、見るともなく見てくれる人々、
氣にするともなく氣にしてくれる人々、さりげない眼差しを感じる町である場所にいられて
本当に倖せを感じています。

シャンティ！
君も存在感を出していこうね！